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2024年6月30日日曜日

子羊の人生の目的とは何か?

 

Jenna Page Jai(アメリカ)




子羊のベラは、ミネソタ州の3月の寒い日に生まれました。双子の兄は大きくたくましかったのですが、ベラは小さくひ弱でした。翌朝、母と兄は元気でしたが、ベラは弱っていて寒がっていました。私はベラを抱えて家の中に運び、毛布をかけ、抱き抱えながら、私がベラを愛していること、神もベラを愛していることを伝えました。

ベラが大丈夫な状態になり、温まったので私は彼女を母親のもとに戻しました。それは、子羊があまり長い間離れていると、母親が拒絶してしまうからです。その晩、私はベラが飼い葉桶の下に動かずに横たわっているのを見つけました。私は彼女が死んだと思いました。とても弱っていて、頭を上げるのもやっとでした。私は急いでベラを家に連れ帰り、スポイトで初乳を15分おきに3時間与えました。彼女は夜中には頭を上げることができるようになり、朝には一人で立てるようになりました。

さて、私はジレンマに直面しました。2日間続く大吹雪が始まったのです。ベラを母親のもとに返せば授乳しているかどうかを確認するために必要な頻度でベラをチェックすることが非常に難しくなります。家の中で私と一緒にいればベラは元気になるでしょうが、そうすれば母親に拒絶されてしまうでしょう。

私は彼女を家に置くことにしました。

母親はその後、彼女を拒絶しました。

 

ベラの世話

私はベラに哺乳瓶からミルクを与え、彼女は数週間段ボール箱の中で寝ていました。それを卒業すると、外に出られるくらい暖かくなるまで、「ベビーゲート」(赤ちゃん用の柵)を使ってキッチンの中で飼っていました。

しかし今、ベラは外に出たがりませんでした。彼女は家の中で人と一緒に暮らすのが好きだったのです。家で飼われるようになって2ヶ月、ベラはアイデンティティ・クライシスに陥りました。ベラは自分が羊であることを知りませんでした。他の羊たちも好きではなかったし、関わりたくもなかったのです。他の子羊たちはベラよりずっと大きく、頭をぶつけて彼女を倒すのが好きでした。彼女は彼らを避けました。子羊たちは寝るときには母親と一緒に寝るので、ベラがいつも茂みの下で一人で寝ていて、他の羊たちから遠く離れて草を食んでいるのを見るのは心が痛みました。

 

コットン

真夏になり、私はもう1頭の子羊がやって来ることを知っていました。7月のある美しい午後に、とても柔らかくて白い子羊がやってきたのを目の当たりにしたので、彼女をコットンと名付けました。とても臆病だったベラとは違い、コットンは自信にあふれ、大胆でした。2頭の子羊はすぐに仲良くなり、コットンは自分の母親と過ごすのと同じように、小さなベラと過ごすようになりました。コットンはベラがいるところに駆け寄り、一緒に草を食み、授乳や昼寝の時間になると母親のもとに戻って行きました。

コットンはベラより若く小さかったので、頭でベラにぶつかっても倒すことができず、ベラは遊び半分でコットンにぶつかり返しました。やがて2頭は一緒に遊び、子羊たちがするように面白半分に走ったり空中に飛び跳ねたりするようになりました。コットンはベラに羊になる方法を教えていたのです。



11月になると、ベラは新しい家に行くことになりました。彼女は母親と他の2頭とともに、ペットとして羊を数頭飼いたいという素敵な若い夫婦のもとで暮らすことになりました。コットンの体調が急に悪化したのはすぐこの後の事でした。コットンは生まれつき、排泄が非常に困難な奇形を持っていました。コットンは衰弱し、食べなくなりました。私は手で餌を与えようとしましたが、無駄でした。彼女は瀕死の状態だったのです。

ある晩、瀕死の状態で彼女を見つけた私は、家の中に運び込み、ベラが育った台所の柔らかいタオルの上に置きました。この美しい小さな魂は世界を明るく照らしてくれ、彼女の命がかくも早く終わってしまうことを見る事は、私に深い悲しみを与えるものでした。彼女には長く幸せな人生を送る資格があると感じたのです。私は私たちが聴けるようにHU(ヒュー)のCDをかけました。夜中の3時まで、私は彼女のそばで泣き、撫で、どれだけ愛しているかを伝えました。

 

神の計画

コットンが亡くなった後、私は眠りにつき、すぐに彼女の夢を見ました。夢の中で私たちは一緒に青々とした草や色とりどりの野草が生い茂る、静かで美しい2車線の道を一緒に歩いていました。コットンは私のすぐ前を歩き、道すがら草や花を楽しそうに食べていました。交差点にさしかかると、彼女は突然左折レーンに飛び込み、別の道を歩いていきました。私は車線に立って彼女の行く末を見送ることしかできませんでしたが、彼女が草を食み続けながら足早に去っていくのが見えました。コットンは行き先をちゃんと知っていたし、元気でした。

目が覚めたとき、これが最初から計画されていたことだと理解しました。家のペットとして飼われはじめた小さなベラは、羊としてこの人生を生きるはずでしたが、その方法を知らなかったのです。そこでベラの親友コットンがやってきて、彼女が羊になるために必要なことを教えてくれたのです。これでコットンは使命を果たし、自由に家に帰ることができたのです。

私はそれを見て、この2頭の友だちをできる限り助けられたことに感謝しました。というのも、コットンは、人生を無駄にしたとか、あまりにも早く終わってしまったと考えるように、私たちが人生をいかに簡単にとらえるかを気づかせてくれたからです。時には、人生の完全な目的が非常に短い期間で達成されることもあるのです。

それから間もなく、私はベラとその家族を養子にした若い夫婦に偶然出会いました。彼らは私に、羊たちはとても良い家庭を築いていると言いました。男は首を振り、「特にあのベラは」と付け加えました。

 

 英語版: What Is a Lamb's Life Purpose?



2024年1月30日火曜日

私のソウル・トラベルする猫

 Paul Twitchell (アメリカ)


ジャドゥーはシャム猫とのハーフで、絹のように滑らかで黒色の貴婦人のような猫で、その知能とソウル・トラベルを含むサイキックな能力はこの分野において確固たる才能を持った人間と比べても、同等の能力を持っていました。

数年前に亡くなって以来、彼女は私への愛情と献身以外にも、真の理由があっていつも私の傍らにいてくれました。彼女は2度、私の命を救ってくれました。 

彼女が九死(猫は9つの命があるということわざがあるそうです)すべてを失ったという知らせが届いたとき、彼女は南アフリカのケープタウンに向かう途中、デンマークの国旗を掲げて航行していた外国船サウス・フォール号に乗船していました。

彼女はアストラル体で何千キロも離れた場所に現れ、あの世に旅立ったことを告げたのです。彼女は他の猫とはまったく違うという事を表す小さな口笛を吹き、私の足に体を擦り付け、最後の瞬間に私を思っていてくれたことを示してくれました。しかし実のところ、彼女は私のもとからまったく離れていなかったのです。

ジャドゥはその物理的な人生において、マルコ・ポーロの有名な旅よりも多くの冒険をしました。彼女は、ずっと南部の小さな川沿いの町での小さな男の子の人生の楽しみだったのです。

英雄ジャドゥ―

ジャドゥーはアストラル体での人生でも私の傍らにいて、地上にいるペットと同じような愛情を注いでくれました。あるとき彼女は深い眠りについていた私を起こし、過熱したストーブが数分で爆発する危険を警告してくれました。

そのとき私は、ワシントン州シアトル近郊のユニオン湖のハウス・ボートに住んでいました。ジャドゥーは何年も前に他界していましたが、アストラル体となって戻ってきて、独身時代の私の相手をしてくれたのです。



また別の機会には、ジャドゥーが、誰かが強盗目的で待ち伏せていることを私に知らせてくれたこともありました。

数年前、ワシントンD.C.に住んでいたとき、私は、夜遅く、約束していた仕事から帰宅しようとしていた時でした。アパートから数ブロック離れた場所に車を停め、歩いて家に帰ろうとしたとき、ジャドゥーが突然現れ、私の行く手を阻んだのです。数回の小さな口笛と鳴き声で、何かがおかしい事が分かりました。彼女は私を通そうとせず、無理やり脇道に入るように仕向けました。アパートの近くまで来たとき、私は彼女が何をしているのかがわかりました。なぜなら、男が照明の薄暗かった角から私をめがけて走ってくるのが見えたからです。もし私がいつもの道を通っていたら、彼は強盗を働いていたと推測されました。ジャドゥーの助けのおかげで、私はギリギリのタイミングでアパートに入ることができました。

ジャドゥーは時々姿を見せますが、それよりもソファで私の横に寝ていることが多く、よく私の足に擦り寄ってきます。ベッドに飛び乗り、私の足元に寄り添って眠ることで、私を目覚めさせたことも何度かありました。

多くの場合、彼女の姿は見えませんが、彼女がベッドに飛び乗る時の反動と彼女の毛が私の肌に触れるのを感じるのです。すべての事象が、彼女が常にそばにいることを示しているのです。

ジャドゥー口笛

ジャドゥーは、その口笛で世界を旅する猫として有名になりました。それは、子供がクラッカー・ジャックの箱の景品としてついてきたペニー・ホイッスル(おもちゃの笛)に似た、一種の小さな音なのです。

この音は、かつて訪れた人々をしばしば怖がらせました。彼らはそれが何なのか理解できなかったし、私も説明しようとはしなかったのです。なぜなら、その説明はあまりにも馬鹿げていて、私の頭がおかしいと思われるからでした。

ジャドゥーの口笛は、彼女が肉体を有していた時に口蓋裂だったので、できるようになったのです。私が彼女を受け継ぐ前に住んでいたニューオーリンズの港で、船がタグ・ボートとすれ違うとき、彼女はいつもこのおどけた小さな汽笛を鳴らしていたのです。

猫は通常、金魚鉢の水以外はほとんど興味を持ちません。しかしジャドゥーは、モビー・ディックやキャプテン・ブライよりも海を愛していました。時々、もしあの口唇裂が声を出すために別の方向に向かっていたら、彼女は良い航海士になっていただろうと感じました。

ニュー・オーリンズのウォーター・フロントでは、誰もがジャドゥーを知っていました。キャプテン・ジェフリーは南米のバナナ・ボートで乗組員から彼女をもらいました。しばらくの間、彼女は彼のタグ・ボートに乗って生活していました。クレセント・シティに向かう船を拾うためにデルタを下るタグ・ボートは、海の移動が多かったからです。

ニュー・オリーンズの港に入港する汽船が近づくと、彼女はその汽笛の音を真似て、小さな音を出して合図しました。ジャドゥーは汽笛の音だけで、すべての船会社の船を知っていたのです。



世界を旅する猫の贈り物

ある夏、ミシシッピー川のパケット船、デルタ・クイーン号でニュー・オリーンズを旅したとき、私はタグ・ボートの船長からジャドゥーを譲り受けました。口笛も吹ける、世界を旅する猫を飼うというのは、少年にとって嬉しい贈り物だったのです。

私が喜んで彼女を航海に連れて行くことを知ると、彼女はすぐに友達になってくれました。精神的、宗教的な分野の勉強を続けるために、私たちは可能な限りどこへでも出かけました。しかし、時々、私は、私たちが乗船させてもらい、どこかの外国の港に向かうために海を渡り、また戻ることを続ける必要がありました。

一般的に、船乗りの間では動物の乗船は許されないという不文律がありますが、ジャドゥーには特権が与えられていました。彼女は口笛を吹いたりおどけたりして、洋上での単調な生活に安らぎを与えてくれました。

しかし私はすぐに、ジャドゥーは肉体離脱ができることを知りました。港にいるとき、私と乗船員の何人かが数時間の自由時間として陸に上がると、ジャドゥーが姿を現し、どこへでもついてくることがよくありました。それから私は、ジャドゥーが船に残った他の乗組員たちとも一緒にいたことを知りました。ジャドゥーは同時に2つの場所にいたのです。

しばらくすると、このような現象を目撃することは、当たり前になっていました。私が他の次元で旅をしているとき、面白がって彼女はしばしば私に同行しました。

ジャドゥーの旅は続く

ついに私はミシシッピー川沿いの南部の小さな町に帰り、そこでは川船を修理のためにたまに移動させたり、重機や燃料を運搬するためにしか使用しませんでした。彼女にとって、私はあまりにも長く岸に留まりすぎたのでしょう。

ある日、ジャドゥーは姿を消しました。後で聞いたところによると、彼女は海に戻っていたのです。おそらく彼女に言わせれば、川船は口笛を吹くには取るに足らないものであり、陸上の未熟な船員たちは飼いならされすぎているということだったのでしょう。



時折、ジャドゥーがアストラル体で現れ、すべてが順調であることを知らせてくれました。どこかの外国の港で不定期船に乗っている彼女を見たという人から、その知らせが届くこともありました。そしてある晩、彼女がアストラル体で戻ってきて、九死をすべて使い果たしたため、今後はアストラル界の天国で過ごすことを告げました。

ジャドゥーは、彼女の独立心と海への愛に見合った栄誉をもって海に葬られました

これでジャドゥーのこの世での人生は幕を閉じたと私は思いました。しかし最近、昼夜を問わず波が激しく打ち付ける人里離れた水辺の場所に住まいを移したところ、防波堤の上に黒色のシャムとのハーフのメスが座り、私を見つめているのです。人なつっこくなっていて、かなり頻繁に家の周りをうろついています。この猫はジャドゥーの生まれ変わりなのでしょうか?


英語版: 'My Soul Traveling Cat,' by Paul Twitchell

 

この話の語り手であるポール・トウィッチェルは、エッカンカーの現代の創始者です。彼が語っていた話は1960年代の頃のことです。


2023年12月9日土曜日

*お知らせ* 「ペットロスの癒し方 無料ワークショップ・パート1」 2024年1月13日(土)午後2時開催決定!

 


家族の一員のペットが旅立って行くのは、飼い主さんにとっては辛すぎる体験です。いつかは旅立って行くことを知っていても、受け入れるのはとても難しいことです。日本エッカンカーは、ペットロスにお悩みの方、亡くなったペットと魂の絆を感じる体験の無料ワークショップを2024年1月13日(土)午後2時に開催します。

動物にも魂があるの? 

動物の死後の世界とは? 

魂とは何?

亡くなったペットとの関係は変化する?

辛いときにできる事は?


心を愛で満たし、亡くなったペットとコミュニケーションを取る方法の90分のワークショップになります。

18歳以上であれば、どなたでもご参加になれます。ワークショップの内容を聞くだけのご参加も歓迎します。

ペットロスに苦しんでいるお知り合いにも紹介してあげてください。

 

ワークショップに関する詳細と参加の登録の仕方は、以下のいずれかのリンクをクリックしてご確認ください。

エッカンカー公式ウェブサイトeckankar-japan.org/ 


ご質問があれば、メール(info-japanese@eckankar-japan.org)までお問い合わせください。折り返しご連絡いたします。

ご参加お待ちしてます!



2023年11月26日日曜日

フラッフィが夢のようなラブレターを送る (ペット・ロスの癒し)

 

Mark Brooks(カリフォルニア)





私たちの愛するフラッフィーは、野良の子猫として私たちの人生に登場しました。彼女は美しいキャリコ・タビーで、目は突き刺すような黄緑色、頭のてっぺんには小さなオレンジ色の斑点がありました。夏の終わりのある日、私たちの家の裏庭に現れ、その日から彼女は私たちを選んだのです

妻のキャロルと私へのフラッフィーの愛情は天の恵みで、私たちは彼女に心を捧げました。今年、腎臓病の手術で亡くなるまでの16年間、私たちは彼女と生活を共にすることができました。

私たちはフラッフィーをとても愛していたので、彼女がまだ私たちと一緒にいたとき、2匹のメインクーンの子猫、ベル(体重7)と異母兄弟のベン(ビッグベン)(体重10)を迎えて家族を増やすことにしました。フラッフィーは、子猫の頃から彼らを愛し、彼らが自分よりも大きくなっても、母親として家族のあり方を教えていました。

最近、私は夢の中で、この愛するソウル(魂)からの手紙を受け取りました。その手紙には、彼女が腎臓に痛みを感じていたこと、キャロルと私が彼女の手術を予定したのは正しい判断だったことが書かれていました。そして、私たちのことをとても愛していて、私たちが共有している愛と人生に感謝していることも書かれていました。彼女は今、痛みから解放され、また私たちの生活に戻ってくるかもしれないと感じていると。手紙の終わりには、彼女の肉球の跡がありました。夢の中で、この時、私はフラッフィーに、「ママとパパはいつでも愛しているよ」「痛みから解放されてよかったね」と言いました。そして、「愛と幸せを見つけてね」と伝え、「連絡をくれてとても嬉しい」と言いました。



そして、次に、とても素敵なプレゼントをもらいました。フラッフィーが私の前に現れ、彼女の鼻で私の鼻を触ったのです。彼女が私たちと一緒にいたとき、何度も共有した愛情の行為です。これは、彼女なりの "I love you!"(愛してる!)という言葉だったのです。




朝、キャロルに夢の話をしたとき、私たちは幸福感に包まれました。私たちは、フラッフィーの愛を再び体験できたこと、そして愛は永遠であることを知り、本当に恵まれていると思いました。

 

コンテンプレーション(スピリチュアルな観想)の種

 

Sri Harold Klemp著「Animals Are Soul Too!」の一節に思いを馳せながら、この物語に込められたスピリチュアルなメッセージを考えてみてください。

 

あなたの理念や宗教が、人間以外の魂の存在を受け入れるかどうかは重要ではありません。もしあなたが輪廻転生を受け入れ、魂が様々な肉体を持ち、その中には人よりも愛を伝えるのに優れている魂もあるという事実を受け入れることができれば、あなたは自分の人生に多くの喜びと幸せを見出すことができるでしょう。また、神の創造物をより深く理解することができるでしょう。

 

英語版: Fluffy Sends a Dreamy Love Letter


2023年9月14日木曜日

「ペットロスの癒し方🌈無料ワークショップ・パート1」開催を予定してます!

 

「ペットロスの癒し方 無料ワークショップ・パート1」開催を予定してます!




日程が決まり次第、お知らせいたします。楽しみにしていてください。

2023年6月24日土曜日

そり犬とともに過去世を解放する

 M. Jane Hocking(アメリカ)     


私たちがまだ若く、アラスカに住んでいたとき、夫と私はそり犬を飼っていました。夫はレースにも出場していましたが、私はチームの運営を楽しむことはできませんでした。美しい景色と犬の仲間がいれば、マッシングという犬ぞりレースは喜びを与えてくれるはずなのに、心の底には、恐れの気持ちのようなものがつかえていました。しかし、私は子犬を育て、先導犬を訓練し、古い道を見つけて整備することが好きだったので、そりに関わる仕事に集中していました。 

私の先導犬のディジーは、私たちが育てた最後の子犬の1頭として生まれました。生まれたときから、私たちは特別な絆で結ばれていました。そのディジーが、まだ若いのに、突然走らなくなったのです。普通のそり犬は、ハーネスやそりを見ると大喜びするのですが、ディジーはハウスの上で銅像のように座り、私から顔をそむけました。物理的な理由は見つからず、ただ引退を宣言したのです。私もチームを走らせることが少なくなり、そして私も引退しました。



ある日、私はコンテンプレーション(スピリチュアルな観想)を行っている時に、自分が高い丘の上を歩いているのを見ました。頂上についた時に古い恐怖感を覚え、その理由を自問自答しました。

すると一瞬にして、丘の上の景色から、100年から200年前の晩冬の日差しが降り注ぐ白樺の森に場面が移りました。その当時の私は、カナダやアメリカ北部に住む先住民やメティス(先住民族とヨーロッパ人の血を引く人)でした。私は、冬に獲った毛皮を売るために、犬チームを率いて交易所に向かっていました。コンテンプレーション(スピリチュアルな観想)の中で内なる声が、私は犬と毛皮のために殺されるのだと告げました。その声は、私の遺体が埋葬されるオンタリオ州の農場の名前も教えてくれたのです。そり犬チームを走らせるのが怖いと思う気持ちは、これで納得がいきました!今生で犬ぞりを走らせるたびに、私は無意識のうちに、過去世での死へのアプローチを再び体験していたのです。

私は、過去世から引き続き持っていた荷物を手放す事に決め、そりに恐怖心を積んで、最後の一走りを行う為に私の昔からいる犬たちをつなぎました。私たちは、短い周回コースを走り、折り返し地点で前世の記憶を捨てるのです。




私はハーネスを集め、犬たちのところへ運びました。驚いたことに、ディジーは他の犬たちと一緒に飛び跳ね、喜びの声を上げていました。私は本能的に、あの時ディジーが私を守ろうとして死んでいったことを知りました。明らかに彼女も、過去を手放す必要があったのです。

あの日と同じように、この日も晩冬の日差しが明るい日でした。ディジーと私は、その象徴的な走りの中で、あの過去世の残滓を捨て、軽やかな心で「今」の自由へと戻ってきました。


 

スピリチュアルな観想の種

ハロルド・クレンプ著「Past Lives, Dreams, and Soul Travel(過去世、夢、魂の旅)」の一節を読んで、この物語に込められたスピリチュアルなメッセージについて考えてみてください:  

過去世に関する学びのヒント

過去世の夢を呼び覚ますには、人や物の好き嫌いのリストを作ってみて下さい。また、ある国や地域、歴史上の時代などに特別な魅力を感じている場合もメモしてください。そのような興味には理由があるのです。

そして、夢に意識を向けましょう。



英語版: Releasing the Past with My Sled Dog

 


2023年2月15日水曜日

猫が教えてくれたこと―「愛は永遠である」

Jamie Obakponovwe(アメリカ)

 

新しい家と仕事のリズムに慣れてきた頃、夫と私は姉妹である2匹の仔猫、ウィルマとルイサを迎え入れました。彼女たちは瞬く間に私たちの暮らしに光をもたらし、それぞれに特別な方法で絶えることのない無条件の愛を与えてくれました。

ウィルマは活発なおてんば娘である一方で、ルイサはおとなしく、穏やかに周囲の様子を見守るような猫でした。ルイサはよく、ランプ・シェードの下に、スッと背筋を伸ばして座って、静けさと充足感を体現していたものでした。




そんなルイサが突然、亡くなってしまったのです。夫と私は心が壊れそうなほど、打ちひしがれました。いつも、そこにいた彼女は、突然いなくなってしまったのです。それからの数週間、私は振り払うことのできない悲しみの中にいました。彼女のことが頭から離れず、どれだけ彼女を愛しているか、そして彼女が私たちの人生にやっててくれたことにどれだけ感謝しているかを伝えるチャンスを、たった一度でいいからほしい……と思いました。

そこで私は、スピリチュアル・ガイドであるマハンタに助けを求めました。どのようにしてつながるのかはわかりませんでしたが、私はガイドであるマハンタに身をゆだね続けました。


 ひな鳥からのサプライズ

ルイサが亡くなって数ヶ月後のある土曜日の朝、夫がランニングに行こうとして家を出ました。その1分後に玄関のベルが鳴りました。ドアを開けると、夫が立っていて、地面を指さしながら、「このひな鳥を助けなくては」と言いました。

木の下に、ひな鳥が背筋をのばしてじっとしていました。羽根が生えそろっていたので、木から落ちたばかりで怪我はしていないのだろうと思いました。

よく見てみようとそばに寄って顔を近づけても、ひな鳥は全く平気な顔をして、元気そうです。でも、怪我をしているかもしれないと、私はタオルと箱を探しに家に入りました。

戻ってくると、ひな鳥はまだ木の下にいました。私はそっとひな鳥を抱き上げ、肩にのせてみました。ひな鳥は私に抱かれて満足したようで、私の肩に寄りかかってきました。

この時、私はこのひな鳥と一緒に座って、次に何をしたらよいか、考えることにしました。私は静かに「HU」(ヒュー)を唱え、心を落ち着かせました。このひな鳥を助けるために次に何をすべきか、マハンタの導きを求めました。

その後、ひな鳥を箱に入れ、家に戻ってオンラインで調べてみると、ひな鳥を木に戻して、母鳥に任せればよいのだと分かったのです!

どこへ行ったの?

私が外に戻ってきた時には、箱の中は空っぽでした。私は中庭の家具の下や茂みの中を探しました。最初に鳥を見た木の下を、さらに庭も探してみました。しかし、どこにもいないのです。

振り返って中庭を歩き始め、上を見ると、あのひな鳥が木の上で静かに座っているのに気づき驚きました。どうやって木に登ったのだろうかと思いましたが、やはり怪我はしていないようです。

木に近づいていくと、ひな鳥は枝を飛び降りて、私たちのすぐそばまで近づいてきました。そして、ひな鳥はほんのちょっと首をかしげ、私たちは見つめ合いました。




ひな鳥が私を見ている間、私の心は愛で満たされました。私にとって、愛を感じる事は、常にマハンタの存在を示すサインなのです。突然、私は 「ルイサ?」と言いました。

ひな鳥はそれを認めるように首を伸ばし、うなずいたのです。

私は、にわかには信じられない思いで、「ルイサ、本当にあなたなの?」と尋ねました。

ひな鳥はもう一度小さな首を高く伸ばし、再びリラックスして私を見つめました。私の心は愛でいっぱいになりました。ルイサはまさに今、私の目の前にいると知ったのです。ルイサが、いつもリビングのランプの下に座っていたように、そのひな鳥も背筋を伸ばして座っていたのです。

時は止まったままでした。魂と魂の間で、愛の想いが私たちの間を行き来しています。私はようやく、心の中にあるものをすべて彼女に伝えることができました。どれだけ彼女を愛しているか、彼女が神聖な愛について教えてくれたことにどれだけ感謝しているか、そして彼女がこの小さな鳥の体で、新しい自由を体験するのを見て、どれだけ幸せかを伝えました。


私の証明

ルイサが猫だった頃、お腹を撫でられるのがとても好きだったのをふと思い出しました。今でも好きなのだろうかと思い、そっと優しくなでてみました。ご覧のようにルイサは今でもお腹を撫でられるのが大好きでした!


しばらくお腹を撫でていた後、私は木から数歩下がりました。母鳥が彼女のもとに飛んできました。枝から枝へと小鳥の親子は互いに追いかけて木の上まで行き、そして飛び去っていきました。

この経験から、何週間も抱えていた悲しみが晴れました。私はすべてが本来の場所にあることを実感しました。

今でもルイサに会いたい気持ちはありますが、今は彼女のことを考えると楽しい思い出が蘇り、この瞬間を共有できたことを感謝しています。私は、私たちの愛は、ソウル(魂)として永遠であることを知りました。


英語版: A Cat Teaches that Love is Eternal


2022年9月16日金曜日

フラッフィが夢のようなラブレターを送る

 

Mark Brooks(カリフォルニア)




私たちの愛するフラッフィーは、野良の子猫として私たちの人生に登場しました。彼女は美しいキャリコ・タビーで、目は突き刺すような黄緑色、頭のてっぺんには小さなオレンジ色の斑点がありました。夏の終わりのある日、私たちの家の裏庭に現れ、その日から彼女は私たちを選んだのです

妻のキャロルと私へのフラッフィーの愛情は天の恵みで、私たちは彼女に心を捧げました。今年、腎臓病の手術で亡くなるまでの16年間、私たちは彼女と生活を共にすることができました。

私たちはフラッフィーをとても愛していたので、彼女がまだ私たちと一緒にいたとき、2匹のメインクーンの子猫、ベル(体重7㎏)と異母兄弟のベン(ビッグベン)(体重10㎏)を迎えて家族を増やすことにしました。フラッフィーは、子猫の頃から彼らを愛し、彼らが自分よりも大きくなっても、母親として家族のあり方を教えていました。

最近、私は夢の中で、この愛するソウル(魂)からの手紙を受け取りました。その手紙には、彼女が腎臓に痛みを感じていたこと、キャロルと私が彼女の手術を予定したのは正しい判断だったことが書かれていました。そして、私たちのことをとても愛していて、私たちが共有している愛と人生に感謝していることも書かれていました。彼女は今、痛みから解放され、また私たちの生活に戻ってくるかもしれないと感じていると。手紙の終わりには、彼女の肉球の跡がありました。夢の中で、この時、私はフラッフィーに、「ママとパパはいつでも愛しているよ」「痛みから解放されてよかったね」と言いました。そして、「愛と幸せを見つけてね」と伝え、「連絡をくれてとても嬉しい」と言いました。



そして、次に、とても素敵なプレゼントをもらいました。フラッフィーが私の前に現れ、彼女の鼻で私の鼻を触ったです。彼女が私たちと一緒にいたとき、何度も共有した愛情の行為です。これは、彼女なりの "I love you!"(愛してる!)という言葉だったのです。




朝、キャロルに夢の話をしたとき、私たちは幸福感に包まれました。私たちは、フラッフィーの愛を再び体験できたこと、そして愛は永遠であることを知り、本当に恵まれていると思いました。

 

コンテンプレーション(スピリチュアルな観想)の種

 

Sri Harold Klemp著「Animals Are Soul Too!」の一節に思いを馳せながら、この物語に込められたスピリチュアルなメッセージを考えてみてください。

 

あなたの理念や宗教が、人間以外の魂の存在を受け入れるかどうかは重要ではありません。もしあなたが輪廻転生を受け入れ、魂が様々な肉体を持ち、その中には人よりも愛を伝えるのに優れている魂もあるという事実を受け入れることができれば、あなたは自分の人生に多くの喜びと幸せを見出すことができるでしょう。また、神の創造物をより深く理解することができるでしょう。



英語版: Fluffy Sends a Dreamy Love Letter


2022年7月10日日曜日

ケニアのライオンたちへの郷愁

  

 

Jonker Tomasoa(オランダ)

 

何年か前に、妻と私はケニアにいる親しい友人と彼女の家族を訪ねました。その国に行くのは初めてのことでした。友人が4年前に結婚したとき、私は彼女のベストマン(新婦の介添人)を務めました。私たちは血縁関係ではありませんが、彼女は私のことをマレー語で兄を意味するAbang(アバン)と呼んでいました。

彼女を訪ねてケニアに滞在中、3日間のサファリでマサイ・マラ野生動物保護区に行きました。私はそれまで一度も行ったことがありませんでしたが、どこまでも続くアフリカの平原と、そこに生息する動物たちに強い絆を感じました。また、タンザニアやケニアの一部に住む赤い服を着たマサイ族の人々にも親近感を覚えました。ライオン、ゾウ、トムソン・ガゼル、ヌー、バッファロー、キリンなどの野生動物が、見渡す限りの広大な乾燥した草原を駆け巡っていました。

ある日、筋骨たくましいバッファローの群れが背の高い草を揺らしながら草を食んでいるのを見て、私は自分の心がいかに平穏であるかを実感しました。その静観的な状況に浸っている時、私は自分の前世がケニアにあったのではないかと思うようになりました。そうであれば、この場所との瞬時で強い結びつきを説明することができます。

休暇から戻ると、ホーム・シックのような気持ちに襲われました。ケニアで感じた大地や野生動物とのつながりを、心の底から求めていたのです。マサイ・マラの平原を思い出すと、涙が出るほどの気持ちのつながりを感じました。私にとってそれは普通の感覚ではありませんでした。そして、それに何ヶ月も悩まされました。

ある日、私はなぜ涙が出るのかを知るために、スピリチュアル・エクササイズを行いました。まず、神への愛の歌である「HU(ヒュー)」を何度も唱え、静かにコンテンプレーション(スピリチュアルな観想)を行いました。心の中でインナー・マスター(内的なマスター)であるマハンタに「なぜ私がこのような気持ちの上での絆を感じているのかを教えてください。そして、なぜケニアなのでしょうか?と尋ねてみました。

突然、魂としての自分が、ミネソタ州チャンハッセンにあるエックの神殿に向かって歩いているのが見えました。ミネソタ州チャンハッセンにあるエックの神殿は、ローマ・カトリックのバチカンのように、この惑星における私たちのスピリチュアルなセンターです。2枚のガラス扉には「H」と「U」が描かれていました。中に入ると、あちこち歩き回って、最後には内側の聖域にたどり着きました。そこではインナー・マスター(内的なマスター)であるマハンタが私を待っていました。部屋の中には天使のような他の霊的な存在を感じましたが、彼らを見る事はできませんでした。

次に、マハンタは大きなスクリーンで私の過去世をみせてくれました。私は自分が3頭のライオンを従えた、放浪の薬師であることを知りました。私がマサイ・マラの平原や野生動物に憧れるようになったのは、その素晴らしい、平和な生活に起因していました。その生活が長く続いた後、私はライオンの仲間たちと別れなければならず、とても心が痛みました。

 


「どうしたらこの悲しみやホーム・シックな気持ちから解放されるでしょうか」とマハンタに尋ねると、彼は優しく、親切に注意深く私の心に触れてくれました。

このスピリチュアルな体験からもどってくると、私の気持ちに変化が見られました。感情的な悲しみや郷愁の感覚がなくなっていたのです。感情的な重苦しさがなくなったのです。魂として、私は再び精神的な自由を手に入れたのです。

エッカンカーの道で利用できるツールとマハンタの助けを借りれば、誰でも人生に対する深い洞察力を得て、心を癒すことができるのです。

うまくいきますよ。それがどんなことでも、マハンタに助けを求めてみてください。

 

 

コンテンプレーション(スピリチュアルな観想)の種

Harold Klemp著「Past Lives, Dreams, and Soul Travel」からの一節を熟考することで、この物語に込められたスピリチュアルなメッセージに思いを馳せてみてください。

新しい場所を旅していると、夢の中でそこで過ごした過去世が明らかになることがあります。これらの夢は、習慣、好きなこと、または恐れを明らかにします。それは昔に得た、または失ったものを示しています。ソウル・トラベルは、今の自分を形作っている基盤を見直すチャンスでもあります。

さあ、気づきに意識を向け、旅に出てみましょう。

 

 

 英語版: Homesick for the Lions of Kenya