Carol Sims (あめりか)
最近、私は前庭で造園業者のトムと茂みの除去について話し合っていました。たまたま我が家と隣の家の間に目をやると、美しい白い雌鶏がいる事に気づきました。
私たちは、1960年代に建てられたランチ・ハウス(農園風建築様式)が建ち並び、各棟が3メートルしか離れていない地域に住んでいます。私の家の前庭から雌鶏が見える場所に行くには、1.8メートルの裏庭のフェンスを飛び越え、2、3本のワイヤーと棘だらけの茂みを通り抜けなければなりませんでした。
私が「ナゲット」を見つけたとき、隣人が玄関から出てきました。「マイク、お宅のニワトリが私たちの家の間にいるわよ!」と私は叫びました。
彼は、鶏小屋でトラブルがあったと説明しました。何をしてもアライグマが侵入してくるのです。この鶏は6羽の群れの最後の1羽でした。マイクがその都度小屋を修理しても、アライグマは侵入し続けていたのです。かわいそうなナゲットはとても怖かったに違いないのです。
ナゲットの新居探し
私はマイクの妻、アリーナに、この雌鶏の為に新しい家を探したいかを尋ねました。すると、彼女は手助けに感謝しました。そして私は家に入り、友人にメールを送り始めました。「鶏の里親になってくれる人を知りませんか?」と。
最初は誰も見つかりませんでした。動物保護団体の友人クリスティンと他の友人と私は探し続けました。
そしてついに、友人のクリスティンが、ヘスペリアの農場から60マイル(約60キロ)車を走らせ、翌日ナゲットを引き取りに来てくれることになりました。なんという黄金の心なのでしょう!
アリーナはナゲットの安全な新居が見つかったことを喜んでいました。彼女はその夜、近所の覆面侵入者からナゲットを守るため、ナゲットをガレージの中にとどめておく手はずを整えました。翌日の正午、ナゲットは新しい永遠の家へと向かいました。
その日の夕方には、ナゲットはすぐに家になじんで、新しい白い雌鶏の仲間もできて、その雌鶏がナゲットに手ほどきをしていると聞いて、私たちはみんなとても嬉しくなりました。
偶然?
ナゲットの新しい終の棲家がいかに完璧であったかを聞いたとき、その日ナゲットを見かけたのは幸せな偶然以上のものであったことに気づきました!彼女は積極的に私に助けを求めたのだと思います。彼女は私の裏庭に入ってくる勇気がなかったのです。私の愛犬、レディとラズが彼女を友達だと認識しなかったかもしれないからです。彼女は命と翼を危険にさらして、私が彼女を見える場所まで来てくれたのです。私にとって、これは神がいかに自らを助けるソウル(魂)を助けるかを示す良い例でした。
そのとき、もうひとつ驚くべきことがわかりました: マイクがあの時、状況を説明できるように、正確で適切な瞬間に家から出てくるように聖霊はすべてを取り計らっていたのです。
私は、ナゲットが助けを求めているのを見逃さなかったことに、とても感謝しています。彼女の人生を変える冒険を手助けする媒体の一人になれたことを光栄に思います。困っている他のソウル(魂)のサポートをする機会を得られるように、常にアンテナを張っていたいと思います。