Sri Harold Klemp著
「アシュリー」は、砂漠の町に住む兄のマイクに会うために長い道のりを運転してきました。兄の住む町に着いて、二人は昼食に出かけました。列に並んでいると二人は小さなケージを持っている男性を見かけました。
そこには、とてもかわいい仔犬が入っていました。男性は、「彼は生後6週間なんですよ」と言いました。
男性は、「まだ、彼には名前がないんだ。僕はただ、リトル・ボーイ(チビ助)と呼んでいるんだよ」と言いました。
男性はしばらく考えてから、「彼の名前をつけるのを手伝ってくれませんか」と言ったのです。
アシュレイは思いついた名前があったので、その申し出が気に入りました。
彼女はB-U-D-D-Y(バディ)と言いました。でもその男性は、まったく反応しませんでした。彼女が何も話さなかったかのように。
兄のマイクが、B-U-C-K-Y(バッキー)と言いました。それを聞いた男性の顔は輝き、まるで今まで聞いたこともないような、この世界の中で最も素晴らしい名前だという感じでした。それは、最高の名前だったのです。「彼をバッキーと呼ぶことにします」と彼は言いました。
アシュレイは不思議に思いました。その男性が去った後、彼女は兄に「あの人があの名前を気に入るなんて、おかしいわね。」と言いました。
兄は「彼は、名前じゃなくて、名前の裏にある愛を感じたんだよ」と答えました。マイクの愛犬はバッキーという名前で、マイクはその犬を心から愛していたのです。
そのときアシュレイは、言葉だけでは意味がないことを悟りました。言葉の背後にある感情こそが、私たちが反応するエネルギーを生み出すのです。
いつも、すべては愛に関係しているのです。
-The Master's Talks in A Year of Blessing – 2019-20, “All for Love”より抜粋
私はこの話が大好きです。私たちの生活のあらゆる側面にスピリチュアリティがあることを私に確認させてくれました。
返信削除言葉の背後にある愛のエネルギー、大切ですね。
返信削除言葉の力は愛に関係しているということ、目からうろこです!
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